一般社団法人
国際未来医療臨床医学会
Society of International Future Clinical Medicine

世界中の仲間と交流しながら、共に成長する
最先端医学の学びと議論の為のコミュニティー

代表理事挨拶

代表理事

世の中は、目まぐるしく変わっています。私たち医療人を取り巻く環境も、再生医療、ゲノム医療、免疫療法、mRNAワクチン、IoT、A Iの導入など、新しい技術と知識の流入と共に大きく変わろうとしています。まさに「治療医学」から「予防医学」へと生まれ変わるパラダイムシフトが目の前までやってきています。20世紀には現代医療から統合医療への扉が開かれ、多くの慢性疾患の治療成績が格段に上がりました。そして21世紀現在、予防・先制医療を中心に、アンチエイジング、ピンピンコロリ社会を目指す未来医療への扉が開かれようとしています。

2021年に始まったCOVID-19パンデミックは、人類社会に大きな影を落とす一方で、PCR検査、mRNAワクチンなど先進技術の飛躍的進歩をもたらしました。さらには、ステイホームで普及したオンラインゲーム機のGPU(Graphics Processing Unit)は、図らずもAIの心臓としてその演算処理速度を飛躍的に高めました。
今や世界は、センシング技術とAIを合体させたSmart Homeで、人体のbig dataを収集して、Digital Healthを構築する段階に入っています。ベッドが、呼吸・心拍・睡眠・などのバイタルサインを計測し、トイレが排泄物の代謝物質を計測します。近い将来、健診のためにわざわざ病院に行く必要がなくなります。

これからの医療従事者は、従来の医療技術の習得はもちろんのこと、再生医療、ゲノム医療、mRNAワクチン、IoT、AI、そしてBig-Dataの取り扱いにも精通しなければなりません。人類が百数十年かけて構築してきた診断学・治療学は、数年のうちにAIにとって変わられるかもしれません、そして人類はよりクリエイティブかつ未知な領域の医療技術の開拓に従事しなければなりません。

本学会は、従来の治療医学の枠にとらわれず、世界水準の未来医療を臨床に取り入れて、up to dateに進化していく。そのような人材の育成に力を入れ、人類のクオリティオブライフの向上に寄与することを目的と致しました。

当会発足を記念いたしまして、世界的に有名な古都・京都にてシンポジウムを開催致します。すでに海外からもWEBでの視聴のお問い合わせがあり、設立初期から非常に注目されている団体でございます。ぜひ、当会にご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人 国際未来医療臨床医学会
代表理事
新垣実 福沢嘉孝

SIFCMに参加するメリット

当会に参加することで得られるメリットを簡単に説明します。

1.統合医療

当会は、統合医療を実践する異なる分野の5名のエキスパートが発起人となり設立されました。皆さんと同様に、それぞれ標榜科としてのジャンル(消化器外科、形成外科など)を持っています。しかし、この5人には、みなさんとは違い、更なる特殊技能(統合医療)が備わっています。この技能を標榜科の技術に加えることで、診療の幅が大きく広がります。
先制・統合医療、分子矯正医学、免疫・再生医療、分子栄養学、脳神経生理学の専門家が揃っています。

2.世界的な視野でのUp to Date

近年、Chat GPTなどのAIの登場により、主に診断学分野での医師の存続が危ぶまれていますが臆することはございません。AIはあくまでもツールの一つであって、医師ではありません。これからやってくるAI、IoTの荒波にどう対処すれば良いのか、時代を先取りして最新の情報を得ることができます。

3.国際的なネットワーク

「国際」を冠する当会では、海外の医師との交流の場を提供します。例えば、「医療大麻」についての研究は日本ではできません。海外の医師との交流は、日本が遅れている分野の知識習得に役立ちます。英語や中国語を習得する必要はありません。なぜなら、海外に赴いている日本人留学生をターゲットにネットワークを構築していく予定です。

4.論文作成支援

現在では、海外の査読つきジャーナルに論文を投稿するには「人を対象とする医学系研究に関する指針」に基づき、倫理委員会の承認を得ていることが必須条件となっています。
倫理委員会を通すには、臨床研究計画書を提出する必要があり、その作成もかなり煩雑で労力を要するものです。当学会には、大学関連の優秀な人材が揃っており、その支援も可能です。

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